【正直に言います】資産2,000万円を達成したのに不安が消えない3つの理由

資産形成・お金の話

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「2,000万円あれば安心」と思っていませんか?私もそう思っていました。達成するまでは。

「やった、2,000万円!」と思った次の瞬間には「でもこれ、全然足りないよね」という気持ちが頭をよぎりました。達成感より先に不安が来る。投資を始める前は「2,000万円あれば安心できる」と思っていたのに、実際に達成したら全然そんなことなかった。

この記事では、その不安の正体を正直に書きます。投資に興味がある方、すでに積み立てている方にこそ読んでほしい内容です。

「老後2,000万円問題」を覚えていますか?

2019年に金融庁が「老後に2,000万円が必要」と発表して話題になりました。あの報告書をきっかけにNISAを始めた方も多いはず。私もその一人です。でも実際に2,000万円を達成してわかったのは、「2,000万円はゴールじゃなかった」ということ。家族構成・住宅ローン・子どもの進路によって、必要な金額は人それぞれ全然違います。我が家の場合、なぜ2,000万円では足りないのかをリアルな数字で説明します。

この記事で正直に話す3つの不安はこちらです。

  • 不安①:教育費500万円では実は足りない
  • 不安②:老後に毎月7万円の取り崩しが必要
  • 不安③:資産より住宅ローン残債の方が多い

この記事を書いた人
30代関西ママ。投資歴4年。SBI証券でeMAXIS Slim S&P500・オールカントリーを積立中。小1女の子のママ。夫婦共働き。総資産2,000万円超。サイドFIRE目標5,000万円。


まず、我が家の資産を正直に全部出します

▲私のNISA口座(SBI証券)|投資信託の評価損益+471万円(2026年6月時点)
▲子どものジュニアNISA口座(SBI証券)|評価損益+205万円(2026年6月時点)

「2,000万円」という数字の中身を正確に書くと、こうなります。

資産の種類金額
私のNISA(投資信託・eMAXIS Slim)1,443万円
私のNISA(日本高配当株)32万円
子どものジュニアNISA365万円
子ども積立(現金)180万円
生活防衛費(現金)200万円
合計約2,220万円

メインはeMAXIS Slim S&P500・オールカントリーの積立投資です。日本高配当株は少額だけ試しに持っていますが、年利5%の自信が持てないので今は増やしていません。

子どもの分はジュニアNISAと現金積立の2本立て。ジュニアNISAは2023年に制度が終了しているので追加投資はできませんが、そのまま運用し続けています。

生活防衛費の200万円は絶対に投資に回さないと決めているお金。何かあったときに即座に使える現金として確保しています。

これだけ見ると「十分じゃない?」と思うかもしれません。でもここに住宅ローンという負債が加わります。


不安①:教育費500万円では、実は足りない

子どもの教育費として現在約545万円(ジュニアNISA+現金積立)を準備しています。

でも正直に言うと、これでは足りません。

費用の種類概算
大学4年間の学費(文系)約500万円
一人暮らし初期費用・4年間の仕送り約300〜500万円
現実的に必要な合計約800〜1,000万円

子どもがどの大学に行くか、自宅から通えるかどうかによっても大きく変わります。言い出すとキリがないけれど、一人暮らしをするなら今の積立では300〜500万円足りない計算です。

さらに深刻なのは、教育費自体がインフレしやすいこと。

一般的な物価より教育費の上昇率は高い傾向があります。

  • 私立大学の授業料は1990年から30年間で約60%上昇(同期間の一般物価上昇は約5%)
  • 2025年度に東京大学が20年ぶりに授業料を20%値上げ(年間53万円→64万円)
  • 学費の上昇ペースは「年率約3%」と言われている

子どもが大学に入る10〜15年後、今の「文系500万円」という試算がそのまま通用するとは限りません。準備している545万円が、その頃には実質的に目減りしている可能性があります。だからこそ現金ではなく、NISAで運用しながら増やすという選択が重要だと思っています。


大学だけじゃない。小中高でもお金はかかり続ける

今は小1なので、これからまだ12年間、大学入学前にもお金がかかり続けます。

時期主な費用目安
小学校高学年塾(通塾家庭平均)月約13,000円
中学入学時制服・学用品など約10〜15万円
中学生塾(通塾家庭平均)月約29,000円
高校受験受験料・模試など約11万円
高校入学時制服・教材・PTA費など約10〜15万円
高校生塾(通塾家庭平均)月約32,000円
※文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」より

お小遣いも小学生で月約1,300円、中学生で約3,400円、高校生で約6,400円と増えていきます。おめかし代や部活の道具、修学旅行の積立なども加わります。

大学費用の前に、すでにここまでかかる。教育費は「大学4年間だけ」で考えてはいけないと実感しています。


不安②:老後に毎月7万円、資産を取り崩す必要がある

老後のお金を具体的に計算してみました。

年金の見込み額(月)

月額
夫の年金約14〜15万円
私の年金約8.5万円
合計約23万円
▲老後の毎月の収支|年金だけでは月7万円不足する計算

老後に必要な生活費は最低25.5万円、旅行や趣味を楽しむなら月30万円はほしいところ。年金との差額は毎月約7万円

仮に65〜85歳の20年間取り崩すと、7万円×12ヶ月×20年=1,680万円が別途必要になります。

現在の老後資産(純粋な老後用)は1,500万円程度。計算上ギリギリのラインで、「85歳以降も生きていたら?」「医療費が増えたら?」を考えると全然安心できません。


不安③:資産より住宅ローン残債の方が多い

資産の話をするとき、住宅ローンを忘れてはいけません。

金額
住宅ローン残債−2,200万円
不動産の推定売却価値+約1,000万円
家を売ってもローンを返しきれない差額−1,200万円

不動産は取得額約3,000万円ですが、実際に売却するときの価値は取得額の1/3程度と見ています。売るつもりはないし、売るときになってみないと正確な金額はわかりません。我が家は田舎で駅まで車で15分ほどの場所にあるため、都市部と比べて売却価格は期待しにくい立地です。だから保守的に1,000万円と見積もっています。それでも高すぎるかもしれない、というのが正直なところです。

資産2,220万円 − 住宅ローン残債2,200万円 + 不動産1,000万円 = 純資産約1,020万円

数字で見ると、実態はまだまだです。

では、なぜ繰り上げ返済よりNISAを優先するのか

▲繰り上げ返済よりNISAを優先する理由|金利差3.8%の差は大きい

固定金利1.2%のローンを繰り上げ返済しても、得られるリターンは年1.2%の利息節約だけ。一方、NISAでeMAXIS Slim S&P500を積み立てた場合の期待リターンは年5%程度。この差は約3.8%。しかもNISAは運用益が非課税です。

固定金利で金利変動リスクもない今、数字で考えれば繰り上げ返済よりNISA優先の方が合理的という判断をしています。


でも、今の投資額は黙って増え続けている

ここまで不安ばかり書いてきましたが、重要な視点を一つ加えます。

今すでに投資している1,808万円(私のNISA1,443万円+ジュニアNISA365万円)は、追加投資ゼロでも年利5%で増え続けます。

年数推定資産額(年利5%・追加投資なし)
現在約1,808万円
5年後約2,308万円
10年後約2,947万円
15年後約3,759万円
20年後約4,799万円
※年5%は過去のS&P500の平均リターンを参考にしたシミュレーションです。将来の運用成果を保証するものではありません。
▲追加投資ゼロでも年利5%複利なら20年後に約4,800万円になる計算

追加投資なしでも20年後には約4,800万円。実際には毎月積み立てを続けているので、これよりさらに大きく育つ計算になります。

「今は不安でも、複利は静かに動き続けている」。この事実が、私がNISAをやめない一番の理由です。

▼実際の運用実績はこちら


それでもNISAをやめない理由:目標があるから動き続けられる

私の目標はサイドFIRE・資産5,000万円。40〜50代での達成を目指しています。

なぜ5,000万円なのか。

新卒から12年間、正社員フルタイムで働き続けました。1日の半分以上を会社で過ごし、関わる人も職場の人ばかり。理不尽なことも受け入れながら走り続けてきました。

でも子どもが生まれて、働き方と向き合わざるを得なくなりました。「このまま会社に1日の半分を捧げ続けるのか」と初めて真剣に考えたとき、「嫌だ」と思ったんです。

子どもや友人と過ごす時間、自分の時間をもっと大切にしたい。でも、時間だけあってもお金がなければ楽しめない。仕事が嫌いなわけではなく、自分のペースで社会と関わり続けたい。そう考えたとき、サイドFIREという選択肢が自分にぴったりだと気づきました。

サイドFIREとは、完全にリタイアするのではなく、資産からの収入+少しの労働を組み合わせて生活するスタイルのことです。

5,000万円という数字には根拠があります。4%ルール(資産の4%を毎年取り崩しても資産が減りにくいという考え方)で計算すると、5,000万円×4%=年200万円=月約17万円が投資収入として見込めます。これに少しの労働収入を加えれば、月30万円の生活は十分に成り立ちます。フルタイムじゃなくていい。それだけで、人生の選択肢が大きく広がります。

▲サイドFIREで目指す生活|投資収入+少しの労働で月30万円

現在約2,220万円。目標まであと約2,780万円。

「遠すぎる」と思いますか?でも私は逆に、数字が見えているから動き続けられると思っています。目標がなければ「なんとなく積み立てる」だけ。目標があるから「今月もやめない」という判断ができる。

住宅ローン、教育費、老後資金。全部を今すぐ解決することはできません。でも今できることは、NISAを止めないことだけです。

老後は年金+資産の取り崩し+できる範囲での労働を組み合わせて乗り越える予定。完璧な計画じゃなくていい。動き続けることが、唯一の正解だと思っています。


まとめ:2,000万円は通過点。不安だからこそ、やめない。

我が家の不安を正直に整理すると、こうなります。

不安の正体現実の数字
教育費の不足額300〜500万円(一人暮らし含む)
老後の毎月の取り崩し約7万円(20年で約1,680万円)
純資産(ローン・不動産込み)約1,020万円(見た目より少ない)
サイドFIREまでの不足額約2,780万円

数字にすると、まだまだ足りないことだらけです。

でも同時に、今すでに投資している1,808万円は追加なしでも20年後に約4,800万円になる計算です。複利は、不安な気持ちとは関係なく、静かに動き続けています。

2,000万円は通過点でした。ゴールじゃなかった。でも、0円だったときよりずっと選択肢が増えたのは間違いありません。

不安だから投資をやめる、じゃなくて。不安だから、やめない。

目標5,000万円まで、まだ道半ばです。

【A8:SBI証券リンク差し込み予定】

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免責事項
この記事は個人の体験をもとにした情報提供を目的としています。投資は元本保証ではなく、損失が生じる可能性があります。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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