奨学金は借金だった!?知らないと後悔する返済の真実と子どもへの影響【30代ママが解説】

資産形成・お金の話

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「奨学金があるから大学は何とかなる」

そう思っていませんか?

実は私もそうでした。奨学金=国が助けてくれる制度、くらいのイメージで、深く考えたことがありませんでした。

でも調べてびっくり。奨学金は借金です。しかも、子どもが社会に出た瞬間から返済がスタートする。

ここで一度、考えてみてください。

子どもに借金を背負わせて、社会に出させていいのか。親として。

子どもは自分で望んで生まれてきたわけではありません。産んだのは親です。その子どもの教育費を準備できなかったツケを、子ども自身に借金として背負わせる。それは親の責任を子どもに押しつけることではないでしょうか。

「奨学金があるから大丈夫」は、親の都合のいい言い訳かもしれない。そう気づいたとき、私は本気で教育費の準備を始めました。

「知っていれば、もっと早く動いたのに」と後悔する前に、今日この記事を読んでください。


奨学金は「給付」ではなく「借金」

奨学金には大きく2種類あります。

【奨学金の種類】

種類内容返済
給付型もらえるお金不要
貸与型(第一種)借りるお金・無利子必要
貸与型(第二種)借りるお金・有利子必要

給付型は返済不要ですが、対象者は非常に限られています。成績・家庭の収入など厳しい条件があり、誰でももらえるわけではありません。

多くの大学生が使っているのは貸与型、つまり借金です。日本学生支援機構のデータでは、奨学金を利用する大学生の約半数が貸与型を使っています。

「うちの子は給付型をもらえるはず」と思っていても、実際にもらえる保証はありません。「奨学金=借金かもしれない」という前提で、今から準備することが大切です。


知らない人が多い!奨学金の金利が決まるタイミング


ひとつ質問です。

奨学金の金利が決まるのは、いつだと思いますか?

「入学して申し込んだとき」と答えた方、実は違います。

正解は「卒業して、貸与が終了した時点」です。

つまりこういうことです。

入学時:「今は金利が低い。大丈夫!」と思い込み、借りる
卒業時:その時点の金利が適用される
返済開始:いくら払うのか、借りた時点では誰もわからない

さらに2つの方式から選ぶ必要があります。

【金利の方式】

方式内容
利率固定方式卒業時の金利が返済完了まで固定
利率見直し方式約5年ごとに金利が見直される

どちらも上限は年3%。現在の金利上昇トレンドが続けば、上限に近づく可能性もあります。

在学中は無利子ですが、卒業した瞬間から金利がかかり始めます


そして今、日本は金利上昇の時代に入っています。

【第二種奨学金 金利の推移】

わずか5年で約10倍になりました。

これが何を意味するか。

子どもが今年入学したとして、卒業する4年後の金利がいくらになっているか、誰にもわからないのです。

金額がわからないまま480万円の借金をする。返済総額がいくらになるかわからないまま、社会に出る。

住宅ローンや車のローンなら「金利〇%で月々〇万円」と事前に確認して契約しますよね。でも奨学金は、借りる時点では最終的な返済額が確定しない。これが奨学金の、一番怖いところです。


金利が上がると返済額はいくらになる?

では2026年現在の金利2.722%で計算してみましょう。

【月10万円を4年間借りた場合(2026年現在)】

項目金額
借入総額480万円
利子(年利2.722%・20年返済)約142万円
返済総額約622万円
月々の返済額約2.6万円
返済期間最長20年

借入480万円が、返済総額622万円になります。利子だけで142万円です。

社会人1年目から毎月2.6万円が消える。それが20年間続きます。

しかも上限は年3%。まだ上がる余地があります。「低金利だから大丈夫」は、もう通用しない時代です。


奨学金が子どもの人生に与える影響

借金を背負った状態で社会に出ると、何が起きるのか。

結婚に影響する

平均的な奨学金の借入総額は約310万円。2026年現在の金利(2.722%)で20年かけて返済すると、返済総額は約402万円になります。

もし夫婦2人とも奨学金があれば、結婚スタート時点で約804万円の借金を抱えることになります。

実際に「奨学金があることを交際相手に打ち明けたら別れた」というケースも珍しくありません。

マイホームに影響する

住宅ローンの審査では、奨学金の返済も「借金」として計算されます。毎月の返済額が多いほど、借りられる住宅ローンの額が減ります。

子育てに影響する

自分が奨学金を返済しながら、子どもの教育費も準備しなければならない。この二重の負担が家計を直撃します。

老後資金が準備できない

奨学金の返済が終わるのは、最長で20年後。40代になってようやく返済が終わったとき、今度は老後資金の準備が待っています。でも20代・30代という複利の恩恵が一番大きい時期を、奨学金返済に使ってしまった。取り戻せない時間のロスです。

さらに30代・40代は、自分の子どもの教育費を準備する時期でもあります。

奨学金を返しながら、老後資金を積み立てながら、子どもの教育費も準備する。この三重苦が家計を直撃します。

そして教育費が準備できなければ、子どももまた奨学金を借りることになる。奨学金の連鎖が、世代をまたいで繰り返されるのです。


「自分が奨学金で苦労したから、子どもには同じ思いをさせたくない」と思っていても、教育費の準備ができていなければ、また同じことが繰り返されます。

奨学金の連鎖は、準備しない限り止まりません。結婚・マイホーム・子育て・老後。人生の全ステージに奨学金の影が落ちるのです。

その連鎖を断ち切るのが、今日からの教育費準備です。


だから私は今から教育費を投資で準備している

奨学金の現実を知ったとき、私は「子どもに借金を背負わせたくない」と強く思いました。

でも教育費は大きい。

【幼稚園〜高校までの学習費総額】
(学校教育費+給食費+塾・習い事など学校外費用の合計)

区分総額
すべて公立約596万円
すべて私立約1,976万円

※文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」より

これだけでも大きいですが、本当の敵は大学費用です。

【大学4年間にかかる費用の目安】

区分学費(4年)一人暮らし生活費(4年)合計
国公立約243万円約632万円約875万円
私立文系約411万円約632万円約1,043万円
私立理系約542万円約632万円約1,174万円

※生活費は全国大学生協連調査の月平均13.2万円をもとに試算/学費は文部科学省データより

一人暮らしになると、学費だけで考えると大きく見誤ります。大学4年間で1,000万円超えも珍しくありません

しかも子どもが「どの大学に行きたいか」は、親が決められません。子どもの選択肢を狭めないために、できるだけ多く準備しておくことが親の役目だと思っています。

だから選んだのがインデックス投資+児童手当の積立です。


月3万円の積立+児童手当で、いくら貯まる?

難しいことは何もありません。毎月3万円をインデックス投資に積み立て+児童手当(月1万円)を投資に回す。これだけです。

※すべてを投資に回すのではなく、緊急用の現金も確保しながらリスク分散するのが基本です。詳しくは下記の記事で解説しています。

【月4万円・年利5%で積み立てた場合のシミュレーション】

積立期間積立総額運用後の金額
10年約480万円約621万円
15年約720万円約1,023万円
18年約864万円約1,306万円

※年利5%・複利計算。投資には元本割れのリスクがあります。

18年積み立てれば、1,300万円超えの試算です。私立理系・一人暮らしでも十分対応できる金額です。

早く始めるほど、複利の力で資産が育ちます。奨学金という借金の連鎖を断ち切るために、今日が一番早いスタートの日です。

▼教育費の準備方法について詳しくはこちらの記事をどうぞ。

まとめ:奨学金に頼らないために、今日から動こう

この記事でお伝えしたことをまとめます。

  • 奨学金の多くは返済が必要な借金
  • 金利は卒業時に決まる。借りる時点では返済総額がわからない
  • 金利は上昇中。月10万円×4年間借りると返済総額は約622万円以上になる可能性も
  • 奨学金は結婚・マイホーム・子育て・老後、人生の全ステージに影響する
  • 「奨学金があるから大丈夫」ではなく、今から教育費を準備することが子どもへの最大のプレゼント

最後に、この記事を読んでくれたあなたへ。

「うちはまだ子どもが小さいから」「投資なんて難しそう」と思っていませんか?

私もそうでした。でも始めてみると、難しくありません。毎月少額を積み立てて、あとはほったらかし。それだけで、お金が少しずつ育っていきます。

子どもはいつか必ず大きくなります。その日が来たとき、「準備しておいてよかった」と思えるか、「もっと早く始めればよかった」と後悔するか。

その分岐点は、今日です。


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