eMAXIS Slim S&P500 vs オールカントリーどちらがいい?30代ママが実績で比較

資産形成・お金の話

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「新NISAを始めようとしたけど、何に投資すればいいかわからない」
「調べたらSNSで『S&P500がいい』『オルカンがいい』って出てきた」
「S&P500もオルカンも、そもそも何なのかわからない」
「結局どっちを買えばいいの?」

新NISAを始めようとすると、必ずこの2つの名前に行き当たります。でも最初は名前を見ただけで「なんか難しそう…」と感じますよね。

この記事では、S&P500とオールカントリーがそもそも何なのか、どう違うのかをわかりやすく説明した上で、4年間両方を保有し続けた30代ママが実際の選び方をお伝えします。


この記事を書いた人
30代関西ママ。投資歴4年。SBI証券でeMAXIS Slim S&P500・オールカントリーを積立中。総資産2,000万円超。


【結論】どっちがいい?私の答え

先に結論をお伝えします。

迷ったらオールカントリー。リターン重視ならS&P500。どちらも正解です。

オールカントリーは世界47カ国に分散しているので、「米国だけに集中するのが不安」「とにかく分散させたい」という初心者に向いています。一方S&P500は過去のリターンが高く、「米国経済を信じてリターンを狙いたい」という方に向いています。

ちなみに私自身は両方を積み立てています。 S&P500とオールカントリーを組み合わせることで、米国経済の成長も取りつつ、全世界への分散も効かせています。

「どちらか1つだけ選ぶなら?」と聞かれたら、私はS&P500を選びます。理由は後ほど詳しく説明します。


そもそもS&P500とオールカントリーって何?

eMAXIS Slim S&P500とは?

アメリカの代表的な500社(アップル・マイクロソフト・アマゾンなど)の株価に連動する投資信託です。「アメリカの優良企業500社にまとめて投資できる商品」と思えばOKです。

500社の中には、私たちの生活に身近な企業がたくさん含まれています。スマホのiPhone(アップル)、ネット通販のAmazon、検索エンジンのGoogle…これら世界を代表する企業すべてにまとめて投資できるイメージです。

eMAXIS Slim オールカントリー(全世界株式)とは?

日本・アメリカ・ヨーロッパ・新興国など世界47カ国・約3,000社の株価に連動する投資信託です。「全世界の企業にまとめて投資できる商品」です。S&P500がアメリカ限定なのに対して、オールカントリーは文字通り「全世界」が投資対象です。

2つに共通する大きなメリット

2つに共通する大きなメリット銘柄の入れ替えを自動でやってくれること。

S&P500もオールカントリーも、構成銘柄の入れ替えをファンドが自動でやってくれます。

「この会社は成長が止まったから外して、伸びているこの会社を入れよう」という判断を、私たちが何もしなくても自動でやってくれるのです。だからほったらかしでOKなんです。

過去にはコダック(フィルムカメラ)やノキア(ガラケー)のような、かつての一流企業が時代の変化で衰退しましたが、そういった企業は自動的に入れ替えられ、代わりにAmazonやテスラのような新興企業が追加されてきました。

なぜこの2つがSNSで「おすすめ」と言われているの?

それは長期で右肩上がりに成長し続けてきた実績があるからです。

S&P500の過去の平均リターンは年約7〜10%。1990年代から現在まで、リーマンショックやコロナショックなど何度も暴落を経験しながらも、長期では回復・成長を続けてきました。

オールカントリーも同様に、世界経済の成長とともに長期で右肩上がりの推移を見せています。

もちろん短期では大きく下がることもあります。でも15〜20年以上の長期で保有し続けると、元本割れの確率がかなり低くなるというデータがあります。だから「長期・積立・分散」の投資先として、この2つが強くおすすめされているのです。


S&P500オールカントリー
投資先米国のみ世界47カ国
銘柄数約500社約3,000社
米国の比率100%約60%
信託報酬年0.09372%年0.05775%
銘柄の入れ替え自動自動
過去の平均リターン年約7〜10%年約6〜8%

【詳細比較】5つのポイントで徹底比較

①パフォーマンス(リターン)の比較

S&P500 vs オールカントリー パフォーマンス比較(過去5年・2024年・2025年)

過去のリターンで見ると、S&P500の方が高い成績を出してきました。米国経済は過去30年以上にわたって世界をリードしており、GAFAMをはじめとするテクノロジー企業の成長が指数全体を押し上げてきました。

一方オールカントリーは世界全体に分散しているため、過去のリターンはS&P500より低めです。ただし、これはあくまで過去の話。将来も米国が世界をリードし続けるかどうかは誰にもわかりません。

長期で見るとS&P500が優位ですが、直近では逆転する場面も出てきています。

過去5年(長期):S&P500が優位

  • S&P500:+186%
  • オールカントリー:+156%

2024年:オールカントリーが逆転

  • S&P500:+19.2%
  • オールカントリー:+23.0%

2024年はなぜオールカントリーが上回ったかというと、欧州株・アジア株などの上昇と、円高ドル安の影響でドル建て資産(S&P500)が逆風を受けたからです。

2025年(直近):オールカントリーが下落幅を抑える
トランプ関税ショックなどで米国テック株が調整し、S&P500が-7.8%に対しオールカントリーは-4.0%と、分散効果が発揮されました。

つまり長期ではS&P500が有利な場面が多かったが、米国株が調整する局面ではオールカントリーの分散効果が光るということです。将来どちらが有利かは誰にも予測できません。

②リスク(値動き)の比較

S&P500は米国一国への集中投資なので、米国経済が落ち込んだときのダメージが大きくなります。

オールカントリーは世界中に分散しているため、一つの国が落ち込んでも他の国がカバーしてくれる可能性があります。ただし、オールカントリーの構成比率の約60%は米国株です。そのため現実には、米国が下がればオールカントリーも一緒に下がることが多いです。

③手数料(信託報酬)の比較

信託報酬(年)
S&P5000.09372%
オールカントリー0.05775%

オールカントリーの方がわずかに安いですが、どちらも非常に低コストで実質的な差はほぼありません。 100万円投資して年間数百円の差です。

ここで少し立ち止まって考えてほしいのですが、このような世界トップクラスの優良企業に、年間0.1%以下のコストでまとめて投資できるというのは、実はすごいことです。

少し前まで、こうした投資は一部の富裕層や機関投資家にしかできませんでした。それが今では月100円から、スマホ一つで始められる。新NISAを使えば利益に税金もかかりません。

「投資って難しそう」と思っていた私も、この仕組みを知ったときは本当に驚きました。使わない手はないと思って始めたのが、今の資産2,000万円超につながっています。

④分散効果の違い

S&P500は米国のみへの投資なので地域分散の観点では劣ります。一方オールカントリーは世界47カ国に分散しているため、特定の国リスクを下げられます。ただし前述の通り、オールカントリーも米国比率が約60%あるため、S&P500とオールカントリーの値動きは実はよく似ています。

⑤今後の成長性

S&P500派:「これからも米国経済が世界をリードする」
オールカントリー派:「中国・インドなど新興国の成長も取り込める」

どちらの意見も正しいし、どちらも間違っていません。結局のところ、これは好みの問題です。

「アメリカを信じたい」ならS&P500。「世界全体に賭けたい」ならオールカントリー。どちらを選んでも、長期で積み立て続ければ同じくらい資産が育つ可能性があります。正解は一つではなく、あなたが納得して続けられる方が、あなたにとっての正解です。


主婦・ママはどちらを選ぶべき?

あなたの状況おすすめ
とにかくシンプルに始めたいオールカントリー
米国一国への集中が不安オールカントリー
リターン重視S&P500
分散重視・リスクを抑えたいオールカントリー
長期20年以上で運用したいどちらでもOK
迷ったら両方持ちたい両方積立

表を見てもまだ迷う方へ、私からひとこと。

「完璧な選択」を探すより、「今日始めること」の方が100倍大事です。

どちらを選んでも、10年後・20年後に振り返ったとき「あのとき始めてよかった」と思える可能性が高い。逆に「もう少し調べてから…」と先延ばしにすることが、一番もったいない選択です。

私自身、最初はS&P500だけで始めて、慣れてからオールカントリーを追加しました。最初から完璧にしなくていい。まず始めて、慣れながら育てていく感覚で大丈夫です。


私のポートフォリオ公開

SBI証券 My資産画面|評価損益 +4,495,829円(+44.75%)

私はS&P500とオールカントリーを両方積み立てています。

最初はS&P500だけで始めて、2年目からオールカントリーを追加しました。理由は「米国だけに集中しすぎるのが少し不安になってきたから」です。この4年間で含み益は+449万円を超えました。どちらが利益を出したか?正直どちらも同じくらい成長しています。

▼実際の運用実績はこちらで公開しています


「両方買う」のはアリ?

アリです。 私のように両方積み立てることで、迷いがなくなるメリットがあります。

ただし注意点もあります。例えばS&P500とオールカントリーを半々(50:50)で持つ場合でも、資産全体の約80%はアメリカ株になります。

なぜかというと、オールカントリー自体が約60%アメリカ株で構成されているから。

S&P500とオルカンを半々で持つと、アメリカ株比率は約80%になる
  • S&P500の50%分 → 全部アメリカ株(50%)
  • オールカントリーの50%分 → そのうち60%がアメリカ株(30%)
  • 合計:アメリカ株が約80%

「2つに分けたから分散できた」とはなりにくいんです。「米国への集中リスクを減らしたい」なら、日本株や債券など全く異なる資産クラスを加える方が効果的です。

▼日本株高配当株との組み合わせについてはこちら


よくある質問

Q:初心者はどちらから始めるべき?
どちらでも大丈夫ですが、迷うならオールカントリーがおすすめです。世界全体に分散できるので初心者向きです。

Q:今からS&P500を買っても高値掴みじゃない?
毎月積み立てることで高値掴みのリスクは分散できます。でも、もっと大事な視点があります。インデックス投資とは、「世界経済・人類の成長に期待する投資」です。人口が増え、テクノロジーが進化し、世界が豊かになり続ける限り、経済は長期的に成長し続けます。過去100年以上、戦争・恐慌・パンデミックを何度も乗り越えながら、世界経済は右肩上がりを続けてきました。

「今が高いか安いか」より、「人類の成長を信じて長期で持ち続けられるか」の方がずっと大切です。

Q:すでにS&P500を持っているけど、オールカントリーに乗り換えた方がいい?
乗り換える必要はありません。「今持っているものを売って買い直す」より「そのまま積み立て続ける」方がおすすめです。


まとめ:正解は「続けられる方を選ぶこと」

S&P500かオールカントリーか、どちらが正解かという議論に終わりはありません。大切なのは「どちらを選んだか」ではなく「選んで続けたか」です。

どちらも世界最高水準の低コスト投資信託です。迷いすぎて始められないより、どちらかを選んで今日から積み立てを始めることの方がずっと大切です。

【A8:SBI証券はこちら リンク差し込み予定】

▼新NISAの始め方・含み益+449万円の実績はこちら

▼一括投資と積立投資の比較はこちら


免責事項
この記事は個人の体験をもとにした情報提供を目的としています。投資は元本保証ではなく、損失が生じる可能性があります。投資判断はご自身の責任でお願いします。


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