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「世帯年収1,500万円」「年収1,000万円超え」
資産形成の記事を調べていると、こういう数字がよく出てきます。
参考にしようと思って読んでも、「そもそもの収入が違いすぎる」と感じたことはありませんか。
我が家の夫の年収は、500万円です。
妻(私)の年収は200万円前後。世帯年収は約700万円。高くも低くもない、ごく普通のサラリーマン家庭です。
それでも、4年半で資産2,300万円を超えました。
この記事では、「なぜ普通の年収でも資産2,300万円になったのか」を正直に書きます。特別な副業も、個別株の売り買いも、何もしていません。やったことは5つだけです。

この記事を書いた人
30代関西ママ。投資歴4年。SBI証券でeMAXIS Slim S&P500・オールカントリーを積立中。小1女の子のママ。夫婦共働き。総資産2,220万円・NISA1,443万円。サイドFIRE目標5,000万円。
まず、我が家のリアルな数字を公開する
読んでいただく前に、前提となる数字を正直に出しておきます。
| 金額 | |
|---|---|
| 夫の年収 | 約500万円 |
| 妻(私)の年収 | 約200万円前後 |
| 世帯年収 | 約700万円 |
| 月の生活費 | 約35万円 |
| 現在の総資産 | 約2,359万円 |
住宅ローンもあります。子どもも1人います。派手な節約もしていません。
この条件で、4年半です。
理由①:「夫の給料=生活費、妻の給料=投資」に完全に分けた
一番大きかった理由は、これだと思っています。

我が家では、夫の給料で生活費を完結させると決めています。
- 住宅ローン:月7.4万円
- 食費・光熱費:月9万円前後
- 保険・通信:月3万円前後
- 子どもの教育費・習い事:月3.3万円
- 日用品・ガソリン・小遣いなど:月7.5万円
合計すると月約35万円。これを夫の給料でまかないます。

そして、妻(私)の給料はほぼ全額、投資へ。
「生活費のために妻の収入を使う」という発想を持たないようにしました。妻の収入がなくても生活できる状態を作ることで、妻の収入がそのまま積立投資に回る仕組みになりました。
理由②:収入が下がっても、投資をやめなかった
保育園時代は、月15万円を積み立てていました。
でも、子どもが小学校に上がるとき、仕事を減らしました。いわゆる「小1の壁」です。勤務時間が短くなり、収入が月5〜8万円ほど減りました。
金額は減らしました。でも、やめませんでした。月10万円に調整して、続けることを選んだのです。
やめなかった、ということが結果的に一番大きかった。
「収入が減ったとき」こそ、投資をやめてしまう人が多い。でも、相場は待ってくれません。やめた分だけ、複利の恩恵が小さくなります。
今も月10万円、淡々と続けています。

この先、さらに収入が減る可能性もあります。その場合は月5万円に下げるかもしれません。でも、やめるつもりはありません。
「月15万円も積み立てられない」と感じた方へ。
金額は関係ありません。月3万円でも、5万円でも、今できる金額で始めて続けることの方が、大きな金額を積み立てて途中でやめるよりずっと意味があります。私自身、収入が減るたびに金額を調整しながら続けてきました。
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理由③:生活防衛費を先に用意してから始めた
投資を始める前に、生活防衛費として200万円を現金で貯めました。
実は、投資を始める前に家も購入しています。当時の資産は約600万円でしたが、頭金に300万円を使い、さらに引越しや家具・家電の購入も重なって、手元資金が約200万円まで減りました。
「家を買ったら投資なんてできない」と感じる方もいると思います。でも私は、そこから2年間、投資の勉強をしながら地道に貯め続けました。
目標は2つ。生活防衛費200万円と、投資用の現金300万円。
この2つが揃ったのが、2022年。ようやく投資をスタートできました。
ちなみに、投資用の300万円はすぐには投資しませんでした。まず月15万円の積立で相場感を養い、投資に慣れてきた2024年のタイミングで一括投資しています。「貯めてすぐ全額つぎ込む」ではなく、自分が納得できるタイミングを待ちました。
「月15万円も貯められない」という方へ、少しだけ。
月15万円は、当時の私たちが無理なく積み立てられた金額です。月5万円でも、2年続ければ120万円になります。「大きな金額を一気に」ではなく、「小さくても続ける」が資産形成の本質だと、4年半やってきて実感しています。
これが効いたのは、含み損のときです。
投資を始めてすぐ、相場が下落して含み損になりました。でも、生活防衛費が別にあったので、「投資のお金を崩す」という選択肢を考えなくて済みました。
現金と投資を、頭の中で完全に分けて考える。これができたから、含み損の1年間を耐えられたと思っています。
生活防衛費は、今は270万円まで増えています。途中で「もう少し手元にあった方が安心」と感じ、余裕があるときに少しずつ積み上げてきました。
理由④:新NISAを年360万円フル活用した
2024年から新NISAが始まり、年間360万円まで非課税で投資できるようになりました。
「360万円なんて用意できない」と思った方、少し聞いてください。
新NISAの枠は2つあります。

- つみたて投資枠:月10万円の積立(年120万円)
- 成長投資枠:年240万円
このうち成長投資枠の240万円は、新たに大金を用意したわけではありません。
旧NISAの頃、私は旧つみたてNISA(年40万円)だけでなく、特定口座(課税口座)でも毎月コツコツ積み立てていました。 つみたて枠の上限を超えた分を、課税口座で積み上げていたのです。
その特定口座に積み上げてきたお金を、新NISAの成長投資枠に「引越しさせた」のが240万円分です。
特定口座のままだと利益に約20%の税金がかかります。でもNISAに移せば非課税になる。だから「積み立ててきたお金を、より有利な場所へ移した」というイメージです。
2024年・2025年の2年間で移し替えが完了し、2025年末に特定口座の残高がゼロになりました。
我が家の投資は今、すべて非課税口座(NISA)の中にあります。
理由⑤:インデックス投資だけ、余計なことを一切しなかった
やったことを正直に書くと、こうです。
- 投資先:S&P500・オルカンのインデックスファンドのみ(各5万円ずつ・月計10万円)
- 売り買い:ほぼなし(特定口座からNISAへの移管以外)
- 副業:なし
- 個別株:なし
- FX・仮想通貨:なし
以前はS&P500(アメリカ株)を中心に積み立てていましたが、約1年前からS&P500とオルカン(全世界株)を5万円ずつに変えました。アメリカへの信頼は変わらないけれど、世界全体にも分散しておきたいと思ったからです。
インデックス投資は、「市場全体を買う」投資です。個別の会社を調べる必要もなく、売り買いのタイミングを考える必要もありません。積み立てて、待つだけです。
「もっと増やせる方法があるんじゃないか」と思ったことは正直あります。でも、自分が理解できない方法には手を出さないと決めていました。
シンプルなままでいたことが、続けられた理由だと思っています。
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「夫は資産のこと、全く知らない」
少し余談を。
実は夫は、我が家の資産がいくらあるか、まったく知りません。
投資に無頓着で、私の収入も把握していません。「お金のことは全部妻に任せている」という状態です。
最初は「もう少し一緒に考えてほしい」と思っていましたが、今となってはこれで良かったと思っています。
「今月は下がってるね、どうしよう」「もっと増える方法ないかな」という会話が一切なかった分、余計な迷いが生まれませんでした。
私が決めた方法を、私が淡々と続ける。それだけでした。
「夫婦で一緒に資産形成」が理想かもしれませんが、必ずしもそうじゃなくていい。一人が信じた方法を続けるだけでも、4年半で2,300万円になります。
もう一つ、正直に言うと。
夫はお金があるとわかると、あるだけ使ってしまうタイプです。「資産が2,300万円ある」と伝えた日には、「じゃあ車買い替えよう」と言いかねない。だから、絶対に言いません。
これは我が家特有の事情かもしれませんが、「夫に知らせない方が都合がいい」という家庭は、案外多いんじゃないかと思っています。
資産形成は、夫婦で足並みを揃えなくていい。一人が黙って続けるだけでも、ちゃんと増えます。
まとめ:年収より、「仕組み」と「継続」だった
我が家がやった5つのことを、もう一度まとめます。
- 夫の給料=生活費、妻の給料=投資に分けた
- 収入が下がっても、投資をやめなかった
- 生活防衛費を先に用意してから始めた
- 新NISAを年360万円フル活用した
- インデックス投資だけ、余計なことをしなかった
夫の年収が500万円であることは、変えられません。でも、「仕組みを作って続ける」ことは、年収に関係なくできます。
「うちは年収が高くないから無理」と思っている方に、少しでも参考になれば嬉しいです。
今すぐできる、最初の一歩

記事を読んで「やってみようかな」と思ったら、まずこの順番で動いてみてください。
- 生活防衛費を確認する(生活費の6か月分が目安。まだなら先に貯める)
- NISA口座を開く(まだ持っていなければ、SBI証券や楽天証券で無料で開設できます)
- 月いくら積み立てられるか決める(3万円でも5万円でも、続けられる金額でOK)
- S&P500かオルカンを選んで、積立設定をする(どちらも定番。迷ったらどちらでも大丈夫)
難しいことは何もありません。一番大事なのは、始めて、続けることだけです。
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資産形成を始めるなら
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免責事項
この記事は個人の体験をもとにした情報提供を目的としています。投資は元本保証ではなく、損失が生じる可能性があります。育休手当・配偶者控除の詳細はお住まいの自治体・会社・税務署にご確認ください。投資判断はご自身の責任でお願いします。
※本記事は情報提供を目的としており、投資を勧めるものではありません。

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