小1の壁で仕事を減らした私。年収は80万円下がったけど、後悔していない理由

小1の壁で仕事を減らした話。母と娘が手をつないで通学路を歩くイラスト 子育て・小1の壁

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「小1の壁で、仕事を減らすべきか迷っている」

もしそんな状況にいるなら、この記事が少し参考になるかもしれません。

私は実際に、フルタイムから業務委託へと働き方を変えました。そのリアルな話を書きます。


年収は320万円から240万円へ。80万円の減収です。
NISAの積立額も、月15万円から10万円に減らしました。

数字だけ見れば、明らかなダウングレードです。

でも、後悔はしていません。

この記事は「小1の壁で収入が減った話」ではありません。

「資産形成が、子どもとの時間を選ぶ自由をくれた話」です。


私がフルタイムを辞めた理由

当時(フルタイム)の働き方はこうでした。

  • 出勤:9時
  • 退勤:17時30分
  • 通勤:片道30分

家を出るのは8時30分ごろ。帰宅は18時ごろ。

保育園のお迎えは18時ギリギリ。
夕食を作って、お風呂に入れて、寝かしつけをしたらもう22時。

娘としっかり話せる時間は、1日に1〜2時間あるかないか。

それでも「みんなそうやって頑張っている」と思っていたし、実際に頑張っていました。

気持ちが変わったのは、娘が年少の頃です。

運動会の練習で覚えた振り付けを、夕食中に嬉しそうに見せてくれたとき。

「私、この子の話をちゃんと聞けているのかな」

そう思ったら、もう止まらなくなりました。

「成長を見逃したくない」「子どもとの時間がもっと欲しい」という気持ちが、働き方を変える最初の一歩になりました。


思い出しらた行動するのは自分でも思った以上に早く、2ヶ月後には会社を辞めていました。フルタイムを辞めて業務委託になってからの保育園生活は、とてもうまく回っていました。

保育園は朝7時から預かってくれるので、7時40分ごろに預けて8時から仕事を開始。16時に仕事を終えて、16時30分ごろにお迎え。

子どもとの時間も増えて、「この働き方で良かった」と思っていました。

でも問題は、小学校に上がってから起きました。正確には、入学前の春休みから

学童は保育園と違い、朝8時からしか預かってくれません。7時40分に預けて8時から仕事を始めていたリズムが、春休みの初日から崩れました。ほんの20分ですが、それでも仕事は間に合いません。

そして小学校が始まると、さらに事態は変わりました。

登校時間に合わせて送り出す必要があるので、保育園のように早朝から預けるわけにはいきません。

帰りも、学童に行っているものの、行きたくない日は15時前に迎えに行く日が多々あります。

保育園時代にうまく回っていた働き方が、小学校入学と同時に通用しなくなったのです。


パートではなく業務委託を選んだ理由

フルタイムを辞めるにあたって、パートではなく業務委託という形を選びました。

正確には選んだよいうより、たまたま。資料作成・光熱費試算・現場の写真撮影といった仕事を在宅中心で請け負えるご縁があったのです。

保育園時代から短い時間で働いていたので、「働き方を変える」こと自体への抵抗は少なかったと思います。

業務委託になって変わったのは、働く時間を自分でコントロールできるようになったこと

今の1日はだいたいこんな感じです。

業務委託ワーママの1日のスケジュール図。8時ごろ自宅で資料作成、お昼ごろ現場へ移動、空き時間にブログ作業
現場が遠い日はその日の仕事を優先して、資料作成は別の日に。子どもの帰宅時間に合わせて毎日調整しています。
  • 8時ごろ〜:自宅で資料作成
  • お昼ごろ〜:現場へ移動(写真撮影・光熱費試算など)
  • 現場が遠い日:現場仕事を優先して、資料作成は別の日に
  • 時間が余ったら:このブログを書いています

ブログはまだ収益がありません。でも、これも立派な仕事だと思っています。いつか誰かの役に立てるように、コツコツ続けています。


正直に言うと、仕事を減らすことへの不安はありました。

収入が減ることへの不安。キャリアへの不安。将来の就職。「このままで大丈夫なのかな」という漠然とした恐怖。

それでも踏み切れたのは、当時資産が800万円あったからだと思っています。

「何かあっても、しばらくは何とかなる」という感覚が、背中を押してくれました。

子どもとの時間を優先したいという気持ちは強くありましたが、貯金が100万円しかなかったら、同じ決断はできなかったと思います。


小1の壁は、想像以上だった

正直なところ、小1の壁は、想像していた以上でした。

学区外の保育園に通っていたこともあり、子どもが学校に馴染めるまで2ヶ月かかりました。そんも間は、登校班のいちばん後ろを一緒に歩いて学校まで行きました。

娘が一人で登校できるようになるまで、毎朝学校まで着いていったのです。片道30分。他にも同じように歩いている保護者が1〜2人いて、なんとなく後ろの方でついていく大人たちの集まりでした。

娘と話しながら歩くわけではありません。ただ後ろにいるだけ。

でも娘には、それで十分だったみたいです。

娘がランドセルを揺らして歩く後ろ姿を見ながら、「行けてる、大丈夫」と確認するのが、当時の私にも必要でした。

仕事を減らしていなかったら、この2か月間は存在しなかったと思います。こういう「支え」ができる時間があるって、すごく大切だと実感しました。


そして、GPSから届くメッセージ。これが2ヶ月経った今でも、たまに送られてきます。

学童から届く娘のGPSメッセージと母のやりとりをイメージしたチャット画面
※実際はGPSのボイスメッセージでのやりとりです。テキストで再現しています。

「お腹が痛いから迎えに来て」

「歯が痛いから迎えに来て」

「頭が痛いから迎えに来て」

学童に行く前の、娘のメッセージが届くたびに心臓が縮みました。

毎回本当に具合が悪いわけではないのはわかっています。でも、行きたくない気持ちを体の痛みで表現しているのだということも、わかっていました。

「迎えに行ける」という状況が、どれだけ救いだったか。

具体的に言うと、こんなやりとりです。(GPSのボイスメッセージ機能でのやりとりです。)

娘:「お腹が痛いから、お迎えに来て」
私:「どのくらい痛い?16時まで頑張れそう?」
娘:「…たぶん頑張れる」
私:「わかった。また具合が悪くなったら連絡して」

でも「やっぱりお迎えに来て」と来たら、迎えに行く。

娘のペースに合わせて3ターンほどやりとりして、様子を見る。それが毎回のパターンになりました。

3回に2回は、結局迎えに行っています。

頑張って学童に残れた日も、迎えに行った日も、どちらが正解だったかはわかりません。でも、「どちらかを選べた」ことは確かです。


仕事を減らしていて、本当に良かったと思った瞬間

学童のお迎えに15時に行けたこと。

それだけじゃありません。

一番大きかったのは、誰にも気を遣わずに娘を優先できたことです。

フルタイムで働いていたころを想像してみます。

「また早退?」

「またお迎え?」

周りのそんな視線を、きっと気にしていたと思います。

「また迷惑かけてしまった」と罪悪感を持ちながら、でも娘のことも心配で、どちらにも申し訳ない気持ちになっていたと思います。

仕事を減らしたことで、そのジレンマ・ストレスから解放されました。

娘が「迎えに来て」と言ったとき、私は仕事を調整して迎えに行けました。

職場への申し訳なさも、罪悪感も、なかった。

ただ、娘のことだけを考えられた。

この感覚は、お金では買えないと思っていました。でも実は、お金があったから買えたものでした。


年収は400万円→320万円→240万円へ

小1の壁で年収が変化したグラフ。フルタイム時代400万円→保育園業務委託320万円→小学校現在240万円と段階的に下がっている

数字を正直に書きます。

フルタイム時代保育園業務委託小学校の今
年収(妻)約400万円約320万円約240万円
NISA積立額月15万円月10万円

フルタイムを辞めた時点で約80万円減り、小学校に上がってさらに約80万円減りました。合計で160万円の減収です。

収入が減っても赤字にならなかったのは、保育園時代から家計管理をしっかりやっていたからだと思っています。

毎月の支出を把握して、固定費を見直して、「削れるものは削っておく」を続けていたので、小1になって収入が減ったときには、正直もう削るところがありませんでした。

それでも削れたのは、NISAの積立額だけ。月15万円から10万円に下げました。年間60万円の減少です。

ちなみに旅行は削っていません。

今しかできないことだからです。子どもとの旅行に使うお金は、削りたくない。この先さらに収入が下がれば考えるかもしれませんが、できれば避けたいと思っています。


収入減、それでも後悔していない理由

働き方を変えて収入が減っても、後悔していない理由は、4つあります。

①子どもとの時間が増えた

子どもの都合に合わせて、15時にお迎えに行ける。
宿題を一緒にできる。
「今日どうだった?」をちゃんと聞ける。

当たり前のようで、以前の私には難しかったことです。

②家計管理をしていた

収入が減っても生活が成り立ったのは、フルタイム時代から支出を把握していたからです。削れる固定費は削り、変動費も管理していたので、減収後もパニックにならずに済みました。

③ライフプランを作っていた

「年収が減っても、老後はどうなるか」を事前にシミュレーションしていました。答えは「なんとかなる」でした。根拠のある安心感があったから、決断できました。

④投資を続けていた

収入は減りましたが、投資はやめませんでした。積立額は減らしたけれど、続けることを選びました。


ただ、一つだけ正直に言わせてください。

後悔はない。でも、不安はある。

この先のキャリアについて、不安がないわけではありません。

ブランクは年々長くなっています。キャリアが止まったこと、スキルが積み上がっていないこと、自分でもわかっています。

娘が中高生になった頃、また正社員として働けるのか。フルタイムで働く気力と体力が残っているのか。

答えは、まだわかりません。

でも今は、今しか見られない成長を選びました。

その不安と一緒に生きていくことも、私が選んだことの一つです。


資産形成は「自由を買う」ことだった

もし資産が100万円しかなかったら、私は仕事を減らせなかったと思います。

お金の不安が大きすぎて、子どもとの時間を優先する余裕は持てなかったはずです。

投資を続けて、資産が700〜800万円になった頃から、少しずつ心に余裕が生まれました。

「何とかなるかもしれない」

そう思えたから、働き方を変える決断ができました。

投資ブログでよく見る「FIREしたい」「お金を増やしたい」という話とは、少し違います。

私がお金を増やしたかった理由は、豊かな生活がしたかったからでも、仕事を辞めたかったからでもありません。

「いざというときに、自分の大切なものを選べる状態でいたかった」

それだけです。

資産形成は、将来のためだけじゃない。
今この瞬間の、選択肢を増やすためにも機能します。


まとめ

小1の壁は、想像していた以上に親の出番がありました。

収入は減りました。NISAの積立額も減らしました。

それでも私は後悔していません。

お金を増やしたかったから投資をしていたのではなく、人生の選択肢を増やしたかったから

私にとって資産形成は、子どもとの時間を選ぶための準備だったのだと思います。

「仕事を減らそうか悩んでいる」

その問いに正解はないけれど、選べる状況を作っておくことはできます。

少しでも、参考になれば嬉しいです。


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この記事は個人の体験をもとにした情報提供を目的としています。投資は元本保証ではなく、損失が生じる可能性があります。育休手当・配偶者控除の詳細はお住まいの自治体・会社・税務署にご確認ください。投資判断はご自身の責任でお願いします。

※本記事は情報提供を目的としており、投資を勧めるものではありません。
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