家計管理ができれば、貯金は増える!!資産1500万円を達成した私の【家計管理方法】

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家計管理って生活していくうえで必須の知識だと思うのですが、教えてもらう機会が少ないですよね。やり方がわからないのだから、家計管理がうまくいかなくて当然なんですよね。もっと恐ろしいのが、ローン。会社勤めになると、ローンが通りやすくなってしまうんです。

 

 

家計管理をしていなくても収入の範囲内で生活していたはずが、いつの間にか新車や給料では買えないような高い買い物を、ローンで買ってしまう人が多いように思います。ローンって簡単に言うけれど【借金】なんですよね。恐ろしいですよね。自分の生活費すら把握できていないのに、簡単に借金をしているのですから。

 

 

私自身も20代は全くお金と向き合わなかったタイプで、しっかり新車をローンで購入してしまいました。でも、30代になるとお金について急に考えるようになりました。結婚、出産、退職と大きな出来事が続き、将来のお金について強く焦りを感じるようになったのです。

 

 

こどもの教育費、マイホーム、老後資金・・・考えれば考えるほど、お金の不安が募っていきます。こんな状態から抜け出したくて、お金について学び始めました。FP3級の資格を取ったり、YouTubeや書籍を読み漁り、ようやく【家計管理】の重要性に気が付いたのです。

 

 

そこから試行錯誤しながら家計管理をして5年が過ぎた今、気が付くと資産は1000万円を優に超えていました。資産額と比例するように、お金への漠然とした不安は薄れていました。ある程度お金が溜まると、【心のゆとり】ができると知ったのです。

 

 

ということで、今回は資産1000万円を超えた【家計管理の方法】を紹介していきます。5年前の私のように、漠然としたお金の不安を抱ええている方、家計管理がうまくできない方、貯金を増やしたい方へ参考になれば幸いです。

 

 

家計管理の心得【時間がかかる】

家計管理を始めるにあたり、知っておきべきことがあります。それは【時間がかかる】ということ。家計管理がある程度できるようになるまでに、最低でも1年程度の期間が必要となります。その理由は、のちに紹介する【支出の把握】で時間を要するからです。とはいえ、1年経過しないと結果が現れない訳ではありません。

 

 

家計管理でやることは【収支を把握して、家庭のお金をコントロールする】ことです。収支の把握を進めながら、お金の出入りを改善していけます。初めのうちは地味な成果に感じると思いますが、塵積って山となっていきます。

 

 

地味な作業・地味な成果なので逃げ出したくなる時もあるかもしれませんが、家計について「見て見ぬフリ」をすれば、必ずツケが回ってきます。生活費が足りなくて貯金の切り崩したり、カードローンを組んでしまったり…。借金をしたり貯金を切り崩している以上、永遠に資産は増えないし、心に余裕もできません。

 

 

逆に言えば、収支を把握できれば家計管理は難しくありません。毎月黒字家計になれば、資産は必ず増るし、心のゆとりも得られるのです。

 

 

ちなみにですが、家計管理で完璧を目指すと挫折します。数字が細かかったり、節約、節約と考えるとオーバーヒートしてしまいます。80点が取れていれば十分ですので、肩の力を抜いて取り組みましょう☺

 

 

その1【収入を把握する】

最初に取り組むことは【収入を把握】することです。ここで言う収入は【手取り額】です。「いつ、どれくらい」のお金が、家計に入ってくるのかを書き出します。毎月決まった金額なら把握は簡単ですが、多少の変動がある場合は「最低これぐらいは入る」という金額にしましょう。収入で大切なのは【低く見積もる】ことです。

 

 

収入の把握
だれのいくらいつ
夫の収入最低37万円毎月25日
妻の収入最低20万円毎月5日
児童手当1万円毎月5日

夫婦の財布が別ならば、自分の収入だけ把握します。児童手当を全額貯金もしくは投資に回しているのであれば、児童手当も収入から省きましょう。

 

 

ボーナスは「臨時収入」としてカウントします。会社が金額をコントロールできるボーナス。ボーナスは大幅にカットされても、文句が言えないのです。不確実要素が高いので、ボーナスはないモノとして考えましょう。

 

 

その2【支出を把握する】

支出の把握で大切なのは【高く見積もる】ことです。収入とは違い、支出先は数多くあります。また発生時期も定期・不定期があり、金額も「固定」されているもの、「変動」するものがあります。さらに、どれだけ先を見通していても「予期せぬ出費」も出てきます。これらを把握するには、やはり1年程度の期間が必要となります。

 

 

支出についてどのぐらい細かく把握していくのかは好みになりますが、初めのうちはこれから出す支出例を参考にしてください。

支出項目は、家計管理になれてきたら自分流にアレンジして下さいね☺

 

 

①【毎月の固定費】を把握する

毎月の固定費は、支出のなかでも把握しやすいジャンルです。家賃やローン支払い、給食費や保険料など毎月定額の支出を書き出しましょう。

【毎月の固定費】 例一覧
  • 住宅ローン(家賃)
  • 生命保険料
  • 自動車保険料
  • スマホ利用料
  • Wi-Fi利用料
  • 保育園の給食費
  • こども習い事 月謝費用
  • NHK受信料(支払いは、2ヵ月に1度)
  • (☆水道代)
  • (☆電気・ガス代)

 (☆水道代)(☆電気・ガス代)について、私は家計管理に慣れてから固定費として把握し予算を立てています。しかし、水道代・電気・ガス代を把握できていない場合は、変動費として把握しましょう。

 

 

②【毎月の変動費】を把握する

家計管理ではじめに躓くポイントが変動費です。毎月の変動費には、食費や日用品があります。これらは費固定費のように「いくら」と決まっておらず、月によって金額が変わる項目なので、どれぐらいお金を使っているのか記録を集めないと把握できないのです。

 

 

まずは、厄介な変動費を管理しやすくする方法を2選を紹介していきます。

変動費を管理しやすくする方法2選
  • 買い物の回数を減らして、レシートの枚数を減らす
  • 買い物先・支払方法を一つの店に決める

 

 

◆買い物の回数を減らして、レシートの枚数を減らす

変動費の記録を集めるために、「家計簿」をつける訳です。家計簿が苦になる原因が、レシートの多さにあります。例えば毎日買い物に行く人は、単純に1ヵ月で30枚ほどのレシートになります。1枚1枚の数字を足して、項目ごとに分けて、いくら使ったのかを計算していくのは大変ですよね。

 

 

買い物の回数が多ければ多いほど、家計簿をつけるのが大変になります。じゃあ買い物回数を減らしてしまおうと、私は買い物を週に1回と決めています。こうすれば、レシート4~5枚を計算すればいいので、そこまで苦になりません。

 

 

◆買い物先・支払方法を一つの店に決める

買い物先が複数あると、支払方法がバラバラ(現金・クレジット・QRコード決済など)になりやすく、管理が複雑になります。

 

 

食材はこの店、日用品費はこの店、といったように買い物先をまとめてシンプルにしましょう。私は食費、日用品費を近くのイオンで買うと決めています。毎週土曜日に、1週間分の食材と日用品をまとめ買いしています。こうすれば支払い方法は現金のみ、レシートが4~5枚なので管理がとても楽です。

 

 

さらに買い物の頻度を下げることで無駄遣いが減り、一石二鳥だと感じています。

 

 

工夫しながら、変動費の記録を集めていきましょう。変動費の例一覧を載せておくので、参考にして下さい。

 

  

【毎月の変動費】 例一覧
  • 食費
  • 交通費(ガソリン代)
  • 夫のお小遣い
  • 妻のお小遣い
  • 医療費代
  • 日用品費
  • 水道代
  • 電気・ガス代

 

 

半年分ぐらいのデータが集まれば、毎月どれぐらい変動費にお金が必要なのかが見えてきます。記録があると無駄遣いをしていないか、確認もできるので家計をコントロールできるようになってきますよ☺!!

 

 

固定費のように決まった金額と決めるパターンが多いです(我が家も金額は決まっています)が、家計が厳しくなったら1番に削減対象となるので変動費に分類しています。

 

 

③【年単位の固定費】を把握する

家計管理で見落としがちなのが、年単位の固定費です。例えば、固定資産税や自動車税のような年に一回の支出を指します。この項目を見過ごすと、貯金を切り崩したりボーナスに頼ることになります。これでは資産が増えづらいので、しっかり管理したいところです。

 

 

とは言え年に1回なので、忘れてしまう項目も出てきます。忘れていた項目を来年は管理できるよう、「項目・金額・支払い月」を丁寧に記録しておきましょう。

 

 

【年単位の固定費】 例一覧
  • 固定資産税 : 支払い月/5月
  • 自動車税 : 支払い月/5月
  • 自治会費 : 支払い月/8月

 

 

④【年単位の変動費】を把握する

見落としやすく、予算も決めにくい問題児が年単位での変動費。年単位の固定費同様、見過ごしたり見て見ぬフリをすれば貯金の切り崩しは避けられません。発生した年単位の変動費についても「項目・金額・支払い月」をしっかり記録し、すこし多めの予算を組んで備えましょう。

 

 

【年単位の変動費】 例一覧
  • 車検(タイヤ代含める)
  • 進学費用

車検は2年に一回ですが、車検がない年もしっかり積立をしておきましょう。前回の車検で掛かった費用プラス3万円ほどを、24か月で割って積み立てます。進級、進学も同じです。予算組が難しいですが、ネットで調べたところ10万円ほど準備しておく必要がありそうです。

 

 

⑤【予備費】突発的な出費について考え、準備する

最大の難関となるのが、高額かつ突発的な出費です。例えば家具・家電の故障、冠婚葬祭などです。家具・家電なんかは、一つ壊れるとあれもこれもと続いたりしますよね💦

 

 

数年単位で発生する出費については、【予備費】としてコツコツ準備しておきましょう。大きなところだと、やっぱり家電ですよね。なので私は冷蔵庫、洗濯機、エアコンが同時に買い替えられる額(80万円ぐらい)を予備費として備えられるよう、コツコツ積み立てています。

 

 

減れば補充し、予算が溜まれば積み立て分を貯金へまわしています。未来に必要となるお金を考え、日々対策しておけば、いざという時に慌てることはありません。

 

 

【予備費】例一覧
  • 家具・家電買い替え代
  • 冠婚葬祭(結婚式のご祝儀など)
  • その他、予期せぬ費用

 

 

その3【目標貯金額を考える】

「まとまったお金は精神安定剤になる」これは事実だと思います。お金より大切なモノはある。だけど、お金がないと大切なモノも守れないし、選択肢も狭くなる。自分はどれぐらい資産を持っておきたいのか、どうしてその金額なのかを一度考えておきましょう。

 

 

目標の意味を明白にしておけば、モチベーションは維持されやすいです。

 

 

私の場合は「教育資金・老後資金」の準備だけでなく、サイドFIREしたい!!というのが資産形成をしている理由です。詳細は別記事にする予定なので、今日は割愛します☺

 

 

①少し先の未来に、必要な資金を洗い出す

小さなこどもがいるご家庭では、教育資金が資産形成をする理由の一つになるのではないでしょうか。大きな教育資金でいうと、やっぱり【大学費】ですよね。こどもが進学を望むか否かはさておき、親としてはどちらの道も選べるようにしておきたいですよね。

 

 

大学4年間の学費は、国公立で約500万円、私立文系で約700万円、理系だと約850万円だと言われています。(2024年現在の平均)この金額が、ひとつの目標になるわけです。

 

 

他にも「車の買い替え・家の修繕費」といった、大きな支出がありますね。生活費や貯金とは別で、「大学資金」「車の買い替え代」「家の修繕費」の必要額を計算して、積み立てておきましょう。

 

 

全てが貯められそうにないのであれば、生活を見直すべきかもしれません。車は車両代だけでなく維持費もかかります。持ち家は、数十年後に外壁などの修繕が必要なのです。「車を持つべきなのか?」「賃貸ではダメなのか?」など、家庭の収入に合わせて考えてみましょう。

 

 

②理想の資産を考える

人それぞれになりますが、例えば老後資金。少し前までは「老後2000万円問題」なんて話題になっていましたよね。私なんかは、サイドFIREを目指しているので理想は資産5000万円。達成できれば理想としている暮らし「週2~3好きな仕事をして、残りは友達とランチにいったりジムへ通ったり、サウナへ行ったり…」を実現させたいな、なんて夢をひそかに抱いています。

 

 

自分の理想を書き出して、我が家の家計からみて現実的な目標は3000万円と設定しています。これぐらいあれば、今の仕事を辞めても慌てずに転職活動ができるだろうし、何より心のゆとりができるかな。と考えたわけです。

 

 

こんな風に、あなたが理想とする資産額を現実的に考えて目標を立ててみましょう。そして「いつまでに・いくら」資産をつくりたいか書き出しましょう。

 

 

フワフワしているように聞こえるかもしれませんが、自分で考えて決めた目標はそれなりの効力があり継続力も高まりますょ。

 

  

その4【毎月の予算計画を立てる】

ここまできたら、あとは予算を立てていきます。予算を立てる前に「貯金したい金額」もしくは「現状で可能な貯金額」を収入がはいった時に、最初に貯蓄用の口座に振り分けましょう。もともとないお金として、予算を組みます。そうすることで、確実にお金は溜まっていきます。そのあとに、支出の予算を立てていきます。

 

 

(例)概算「毎月の予算配分表」夫・妻・こども 3人家族

 

 

補足説明
  • スマホ利用料について:格安SIMだと、ほとんどが3,000円ぐらいになると思います。通話料が加算されるぐらいならば、多めにプラス1,000円ほど加えて4,000円ぐらいがイイのかなと思います。
  • 電気・ガス代について:私は固定費として予算を組んでいます。年間でいちばん支払額が高い月を基準に予算を設定し余れば、日時用の予備費に分配します。 

 

 

予算を一度組めば数か月ほど、やっていけるか様子を見ます。足りなければ補充して、逆に余裕がある項目は予算を削減してより貯蓄に回せるよう手直ししていきましょう。

 

 

収入がはいったら、予算通り振り分ける

給料日を始まりとして、予算で割り出した金額を振り分けていきます。引き落とし分(多くの場合、毎月の固定費)は通帳へ入れるのですが、念のため常に10万円ほど余分に入れておくと引き落とし日間違いにも安心です。

 

 

毎月の変動費は、現金払いが多いかと思います。支払い方にもよりますが、項目の名前を書いた封筒にそれぞれ予算を振り分けていきます。

 

 

毎年の固定費・変動費の積み立ては、普段利用しない通帳に入金しておきましょう。通帳を複数持つのは面倒なので、「NEOBANK 住信SBIネット銀行」の目的別口座を使うのがオススメです。

 

 

この記事は個人的な方法をお伝えしていますが、どんなやり方であれ【分別管理】するのが大切なのです。変動費の合計額、例えば21万円をまとめてお財布に入れていると、何にいくら使うのか・使ったのか、訳がわからなくなりますよね。

 

 

「食費は食費」といったように、分けて管理することでいくら使ったのか・残りいくらなのかが、とてもわかりやすくなります。また残金がわかることで、支出の調整もしやすくなります。これが出来ると、家計に出入りするお金を把握できるようになるのです。

 

 

定期的な見直し

1年も経てば、作った予算表を見なくてもお金を振り分けることができるようになります。ですが最低でも1年に一回は、予算の見直しをしましょう。例えば、スマホ代をもっと抑えられないか、保険料は適切か、などを見直して削減できないか確認するのです。

 

 

定期な見直しポイント
  • スマホ代(格安SIM)の見直し
  • 自動車保険の見直し
  • 火災保険の見直し

 

 

毎月の固定費が下がると、生活満足度を変えることなく支出を削減できます。逆に食費などは生活満足度が下がってしまい長続きしないので無理しないようにしましょう。

 

 

さいごに

支出を洗い出し、必要な予算が見えてくると「お金が足りない」と思うことがあるかもしれません。でも、それが現実なのです。そう思う多くの場合は、使い過ぎなのです。恥ずかしながら、私は家計管理をしていない時、一ヵ月の食費が夫婦で8万円以上も使っていました。でも、当時はそんなに使っていたことすら知りませんでした。

 

 

スマホ代も大手キャリアを夫婦で使っていたので、2人で3万円も掛かっていました。今や2人で8,000円です。こんな感じで、見直すべき部分が必ず見えてきます。問題点がわかれば、あとは改善するだけなのです。

 

 

こどもの教育費や老後資金といった漠然としたお金の不安も、どれぐらい必要なのか見えていないから不安になるのです。

 

 

少しづつ家計管理を進め知識を身につけていけば、そんな不安から解放されます。家計管理はやればやるだけ、お金の不安は薄れていきます。

 

 

こん記事もひとつの参考にすぎませんが、お役に立てること願って終わりとさせていただきます。

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