副業失敗談。ハンドメイドメイドに半年間挑戦して、失敗したこと・学んだこと

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10年間勤めた会社を育児のために退職してからは、「働きかた」について考える時間が増えました。いわゆるライフワークバランスってヤツを、重視するようになったのです。

 

 

とは言え現実は、そう簡単に実現できるはずもありませんでした。ライフを取れば、賃金は減る。ワークを取れば、家族との時間が減ってしまう。

 

 

どれだけ女性の働きやすい環境を整えるべく政府が改革を進めても、会社に属して労働する限り、「今の社会」のルールに従って生きていくしかないんですよね。

 

 

政府や社会の改革を待っていても、自分が理想を手にすることはできない。

 

 

だから得られる結果が不透明であっても、チャレンジしていかなければ現状を打破できない。そのために選んだ手段が、副業でした。

 

 

と文章にすると大層に聞こえるけど、簡潔に言えば「自分のペースで稼げるようになりたい!!」ってことなんです。あわよくば、理想のライフワークバランスを得ながら正社員時代のように稼ぎたいと企んでいるのです。

 

 

そんな企みが2021年頃から芽生えていた私は、今日に至るまで4つの副業失敗談があります。

 

 

とは言え、結果は失敗に終わったものの、「学び得たこと」もたくさんあります。つまり副業へのチャレンジは、決して無駄ではなかったのです。

 

 

ということで、今回は「ハンドメイド」副業で失敗したこと、得たことについて記事化していきます✌

  

 

記事を読んでわかること💡

・ハンドメイド副業で失敗した実例

・副業に対する意識とは何か?

・ハンドメイド副業にチャレンジして、得られたこと

 

 

副業やハンドメイドに興味がある方は、ぜひ読んで参考にしてみて下さい。

 

 

ハンドメイドって、どんな副業?

簡潔に言うと、手作りの作品を売ることです。「手芸、アクセサリー、DIY、陶芸、アート」などジャンルが豊富で、手作り品全般を指すことが多く、誰でも始めることができる副業です。

 

 

ハンドメイドの詳しいやり方については、YouTubeやネット検索に情報があるのでこの記事では割愛します。とは言え一通りの流れがわからないと、読者さん上手く伝えられないので私の取り組んだ経験から、簡単に紹介しておきます。

 

 

私の場合はアクセサリーや、キーチェーンといった小物を作ってネットで販売していました。取り組んだ期間は8ヵ月ほど。使った総額は30万円程度だと思います。(ちゃんと記録していなかったので、多分これぐらいだったと思います・・・😢)

 

 

材料の仕入先は、パーツクラブさんや貴和製作所さんがメインでした。パーツクラブさんはショッピングセンターなどに実店舗を出されていますし、ネットショップでも購入できます。

 

 

アクセサリーの作り方は、複数のYouTube動画を参考にしました。「ちゃんとした作品」を作れる情報がたくさんあるので、有料なスクール等に通う必要はないと思います。

 

 

販売方法は、ネットを利用していました。スマホやパソコンがあれば誰でも、出品することができます。定番は「minne」や「Creema」といった※ハンドメイドマーケットプレイスで販売していました。

 

 

くれよん
くれよん

※ハンドメイド作家は無料で商品を掲載でき、消費者はハンドメイドマーケットプレイスで作品を購入できる場所のこと。ハンドメイド作品を求める消費者が多く利用してくれます。メルカリのハンドメイドバージョンみたいなイメージかな~(*’▽’)

 

 

もちろんメルカリなどのフリマアプリでも販売は可能ですが、売れにくかったり売価が安くなりがちなので、メインの販売方法とは言えないかもしれません。

  

 

 このように、ハンドメイド作品を作って利益を得ていく副業です。

 

 

わたしの失敗ポイント

材料仕入れで失敗

結論から言うと、使わない材料を大量に購入したことです。

 

 

そもそも材料を仕入れる前に「どんな作品」を作るのか、イメージしてから必要な材料を仕入れるのが一般的です。が、私の場合は順番が逆で、材料を揃えてから作品を作っていました。このやり方では、下記のようなループに陥ります。 

 

 

①いざ制作に取り掛かると、使わない材料は大量にあるのに、必要な材料が足りない。

②必要な材料を求め、再び仕入れに行く。

③作品イメージできていないにもかかわらず、新たな材料を買ってしまう。

 

 

また私の場合は謎の物欲が開花してしまい、ビーズやクリスタルなどを買い漁っていました。笑

材料費の総額は3ヵ月で20万円程。こんなバカもいるんです。😢結果、在庫や材料を大量に抱えているのに、売れない日々か続き挫折しました。

 

 

販売活動で失敗

作品を作って満足してしまう

いよいよ制作段階です。手作りでモノを作るのが好きな方は、楽しいと実感できるポイントです。実際に私も楽しく制作できました。それに初作品が、思ってたよりいいモノが作れたんです。

 

 

私の初作品はイニシャルチャームで、レジンとドライフラワーで作りました↓

 

 

当たり前ですが、副業としてハンドメイドに取り組むのであれば、作って売る必要があります。そのため制作後の工程としては、販売活動が待っています。ところが作ってやり切った感に溢れている私は、販売活動に集中ができませんでした。

 

 

「ハンドメイ=制作」のイメージで副業に取り組むと、私のような事態に陥りやすくなります。この意識も持ち方が、失敗要因のひとつ。

 

 

「ハンドメイド=制作+販売活動」であることを理解しておけば、販売活動にも注力できたのではないかと、今になって思います。

 

 

写真がキレイに撮れない

販売活動に意欲がわかなかった私ですが、それなりに販売活動をしていました。そこで苦戦したのが写真撮影。工夫なしに作品を撮影したら、上手くいきません。工夫しても、上手くいきません。

 

 

写真を撮る作業一つにしても、撮影時間を選び(午前中の太陽光が良いとされる)、背景をデザインし、反射板を作り、カメラ機能を屈指する技術を学ぶ必要があります。売れているハンドメイド作家さんの写真をみると、プロが撮影したのかと思うぐらい明るく映えています。

 

 

ネットでの販売は、写真が命といっても過言ではありません。実際に商品を見ることができないのですから、写真の情報が重要なのも納得できます。そのためには試行錯誤を繰り返し、時間をかけて撮影技術を身につけるしかありません。

 

 

しかし制作に全力を使い切った当時の私にとって、それは100m走の途中ゴールを急に500m走に延ばされたような感覚。めんどくさくて、仕方ありませんでした。

 

 

中途半端な知識だけでは、成功するはずもなく。とは言えやる気も湧かず、あっけなく散ってゆきました。

 

 

恥ずかしながらも、私の中途半端な経験を紹介しておきます↓

~参考~ 私がやってみた写真撮影の工夫
  • スマートフォンを逆さに向けて撮影
  • 背景用に白画用紙を用いる
  • 背景用にカラー画用紙を用いる
  • 作品を置くときに背景を映えさせるため、小洒落たフレームなどを使う
  • 装飾用のドライフラワーを配置
  • 光を反射させるための反射板(コンロの油よけなどで手作り)を用いる

 

 

副業をなめていて失敗

副業=楽して稼げる と無意識に思っていた

前段と重なりますが、私が失敗した最大の原因は、副業=楽して稼げると思っていたことです。この意識を払拭するまでに、2年もかかりました。その間に失敗した副業はハンドメイドだけでなく、せどり、ブログ、kindle出版と、かなり遠回りをしてしまいました。

 

 

副業というと、隙間時間に作業して月3万円!みたいなイメージでしたが、これは甘い。甘すぎます。副業といっても、仕事に変わりありません。

 

 

この意識のままでは、きっと何をしても成功はないと思います。自分にとって副業でも、他の誰にとっては本業です。甘い考えでは、完敗するに決まっています。

 

 

副業の時間を作らなかった

副業は隙間時間でやる。と思い込んでいた私は、副業のために本業や余暇時間を削るわけもありませんでした。見たい番組があれば副業よりも優先していたし、遊びに誘われたら副業をほって出かけていました。

 

 

当然ですが副業をするのなら、今までの1日24時間から、何かをする時間を削らないと副業の時間は作れません。副業の時間が捻出できなければ、それに見合った結果になるだけです。

 

 

ハンドメイドを通じて、得られたこと

一番大事なことは、認知度

どれだけ素晴らしい作品を作っても、知られなければ売れることはありません。逆に知名度が高ければ、出来栄え50点でも売れます。これは商売全般に通ずる、重要なポイントです。

 

 

認知度を上げるために活用するのが、ご存知の通りSNSです。現代社会においてSNSのフォロワーは、もはや資産なのかも知れません。そして残念なことに、私はSNSが苦手。とは言え、最近は頑張ってSNSを使い始めています。

 

 

苦手意識は払拭できていませんが、何かしら副業にチャレンジしようと思っている人はSNS運用の需要性を理解して損はないはず。

 

 

紹介文をたくさん書いたことによる、文章力

ハンドメイドマーケットプレイスを利用しても、ショップづくりや作品の紹介ページは自身でつくる必要があります。認知度を上げるため、購入欲をかきたてるため、頭をひねって文章を書くわけです。

 

 

試行錯誤を繰り返すうちに、幼稚な文だったのが少しづつ「それっぽい文」になり、文章力の向上が実感できてきます。

 

 

この文章力というスキルは、こなした数に見合う上達があり、あらゆる場面で活用できます。

 

 

その面白さにひかれ今、ブログを書いています。私の場合は、ハンドメイドを通じて「書く」という好きが見つかり、次に繋がっているのです。

 

 

映える写真の撮り方

メルカリでの不用品販売をずいぶん前からやっていた私にとって、写真撮影の技術は非常に役立っています。言い方は悪いですが、フリマアプリでは写真のレベルがそれ程高くありません。

 

 

写真を工夫するだけで、売れ行きは大きく変わります。また話が逸れますが、梱包方法も学ぶので不用品販売のレベルが意図せず、向上しました。

 

 

まとめ

どんな副業でもチャレンジする前に、どのように利益を生み、どのような工程があるか認識することは大変重要です。加えて、経験している人の話が参考になることもあります。

 

 

改善点や苦労した点を知ることで、副業に対する意識を高められたり、継続力UPに繋げられたりと、効果は様々あるでしょう。

 

 

何よりも、チャレンジすることで自分の成長に繋がっていきます。知らないことに触れると自然と視野が広がり、世のなかの解像度が上がります。

 

 

副業の良いところは、合わないと思えば辞めてしまえばいいところ。でも、もし自分に合う仕事が見つけられれば、稼ぎを増やすことができれば、人生変わってきますよね。

 

 

ということで、ハンドメイド副業にチャレンジしようとしている方にとって、何か参考になれば幸いです。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました(人”▽`)

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